海外FX業者のスプレッド設定

海外で取引をする

海外のFX業者は国内の規制が適用されず、高レバレッジで運用できるので利用するトレーダーも少なくありませんが、利用する前に国内の業者との違いもあることを理解しておく必要があります。

国内の業者でトレードする場合、通貨の流動性が落ちる時間帯に変化することはありますが、原則としてスプレッドは固定になります。
これに対して海外のFX業者は変動制になっているのでどの業者に口座開設するか比較する際に注意しましょう。これは処理の方法に違いがあり、国内では注文があっても取引所を使用せずに買い手と売り手で直接売買させまるため、業者には手数料がかかりません。
これに対して海外では取引所を通して売買をするので、注文のタイミングによってスプレッドが変動します。

海外の業者のスプレッドを比較するためのデータとして、最小、最大、リアルタイム、平均がありますが、常に変化するスプレッドで信用性が高いのは平均になり、これが低い業者で口座開設すると良いでしょう。

その他にも重要なポイントがあり、手数料、入金の方法、出金に関連するトラブルが起きていないか、注文したときにスリップが多かったり、約定できないなどの問題がないかも確認が必要です。

海外FX業者を使った時の税金処理

海外FX業者でトレードした場合、国内の業者とは扱いが変わります。国内の業者では課税が必要になる利益が発生した場合、申告分離課税が適用されるので、税率は利益の大きさに関係なく所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%の合計20.315%がかかります。

海外FX業者の場合では総合課税(雑所得)として扱われるため、税率は累進課税になります。
利益が195万円以下であれば15%、330万円以下であれば20%と国内業者より低いか同等ですが、それ以上になると税率が30%になり、最大では利益が1800万円を超えたときに50%まで上がってしまうので税金としてかなり不利になってしまうことに注意しましょう。

海外FX業者と国内業者で損益通算できないことにも注意が必要です。国内では利益が出て海外では損失になったときに、利益から損失を差し引いて課税額を減らすことはできず、損失の繰越もできません。
これが逆のケースであれば損失は申請すれば3年間まで繰越控除を適用できます。
なお、海外FX業者でも必要経費を差し引いて節税することはできます

このように海外FX業者は利益が出たときの課税額が大きいため、330万円の利益が出た後は国内の業者でトレードすると良いでしょう。